共生ビジョン
[ 保健医療 ]
現状と課題
圏域内の地域医療については、それぞれの県における医療圏、広域行政圏において、医療体制が整備されており、従来の制度により夜間急患診療所運営事業や在宅当番医制事業などが実施されています。
しかし、地域によっては、医師不足や慢性的な看護師不足が生じているなど、それぞれの自治体だけでは解決できない課題が山積しています。
圏域内における健康づくりに関連する事業については、各市町において健康長寿
※1のまちづくりに取り組んでおり、生活習慣病予防対策を中長期的視点でとらえ、子どもから高齢者までライフステージ※2に合った支援体制を構築しています。
また、集団検診の受診率向上を図り、早期発見・早期治療を中心に健康づくりを展開しています。
取組方針
切れ目のない医療を適切に提供できるよう、各医療機関、県と連携、協力し、圏域住民が身近なところで安心して、良質な医療が受けられるよう地域医療の充実に向け連携を図ります。
健康づくりについては、生活習慣病予防対策に重点を置き、圏域内住民がいきいきと、自立した生活を送ることができるよう圏域全体で連携し、「活動的な高齢者」を目指すことができるよう健康長寿の地域づくりに取り組みます。
※おおたわらウォーキング推進事業
那須地区夜間急患診療所運営事業
那須郡市医師会、薬剤師会の協力を得て、夜間の比較的軽度な内科・小児科の救急診療を行う「那須地区夜間急患診療所」を運営する。
(設置者は那須地区広域行政事務組合)
在宅当番医制事業
休日における初期救急医療体制を確保するため、那須地区広域行政事務組合を通じ、在宅当番医の調整業務を那須郡市医師会に委託する。
二次救急医療体制確保事業
那須地区広域行政事務組合を通じ、二次救急医療(小児二次救急医療を含む)を輪番制により行っている医療機関に対し、運営費補助及び設備整備に要する経費の一部補助を行う。
健康増進事業
生活習慣病予防対策を中長期的視野でとらえ、子どもから高齢者までライフステージに合った支援体制を構築する。
【主な事業内容】
○ウォーキング推進事業
○健康セミナーの開催
○健康政策の情報共有、研修会の実施